HSCだったのかな?と思ったエピソードと当時の私にかけたい5つの言葉

みっけ
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こんにちは、みっけです!

皆さんは、どのような幼少期をお過ごしでしたでしょうか?学校は、楽しい場所でしたか?

私は小さい頃、学校は楽しいこともあったけれど、毎朝行かなくてはいけないのがちょっぴり苦手で、いつも何かに「ビクビク」している子ども時代だったと思います。

大人になって「HSP」という概念を知ることで、「そのままの私でも大丈夫なんだ!」と思えて気持ちが楽になりました。

幼少期のことを思い返すと、私は「HSC」だったのかな、と思うことがあったので、今なら当時の私にどんな言葉をかけるかな?と思ってこの記事を書きました。

こんな方におすすめ

・繊細な気質を持つお子さんの気持ちが知りたい方

・お子さんとの接し方がわからなくて不安という方

私と同じような気質のお子さんをもつお母さんの、気持ちが楽になるヒントがあれば嬉しいです!

みっけ
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あくまでも、私の場合の一例としてお読みいただけたら幸いです!

HSP・HSCとは?

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは「生まれつき感受性が強くて人一倍敏感な気質のある人」の事です。

病気などではなく生まれつきの気質の事で、約5人に1人が当てはまるといわれています。

HSCとは、英語の「ハイリー・センシティブ・チャイルド」の略で、HSPを子どもに特化した表現です。

みっけ
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HSPは病院で治すようなものではなく、受け入れて上手につきあっていくのが大切みたい!

HSP・HSCの主な特徴

  • 音、におい、光、肌触りなどの刺激に敏感
  • 人が集まるところや騒がしいところが苦手
  • 細かいことや変化に気がつく
  • 慎重で、状況をよく観察してから行動する
  • 突然の出来事や状況の変化が苦手
  • 他人の気持ちに敏感で人の気持ちが分かる
  • 直感力に優れ、感受性や想像性に富む

個人的には、「HSPということを周りに知ってもらって優しくされたい!」という気持ちは全くなく、「HSPという気質があるかも」と分かったことで、自分の「取扱い説明書」が見つかったみたいに、生きやすくなったイメージです。

HSCだったのかな?と思ったエピソード

HSP気質の私が、子どもの頃どんなことに困っていたのかな?ということを思い出してみました。

音やにおいに敏感

小さな音だと時計の秒針が気になって眠れなかったり、冷蔵庫の音が気になったり、大きい音だと、雷や花火の音が怖かったです。

運動会の空砲の音が苦手で、リレーのスタート地点で私だけ耳をふさいでいる写真を見つけたこともありました。

また、車やバスの香りが自分に合わずに、よく車酔いをする子ども時代でした。

おばけやしきは、怖すぎて途中でUターンした思い出も。いま思い返すと、いろんな刺激に敏感だったのかな?と思います。

人が怒っている状況が苦手

人が「怒っている」とわかる状況が苦手でした。「争いごとを避けて穏便にすませたい」という気持ちが強く、「私が我慢してみんなが平和ならそれでいい」と思っていました。

また、誰かが怒られている場面をみると、まるで自分が怒られているように体が緊張してしまいます。

みっけ
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怒っている気持ちがひしひしと伝わってくるのがわかります

思いをうまく言葉にできない

子どもの頃、ものごとには「正解」があるように感じていました。意見を求められた時、とっさに「どの答えが正解なんだろう?」とぐるぐる考えて結局何も言えないことがよくありました。

もごもごして自分の意見を言えない私に母からは、「もっとハッキリ言いなさい!」「子どもらしくなくて可愛くない」と言われた覚えもあります。

伝えたい気持ちはあるけれど、想いがあふれすぎて言葉にできないことも。

みっけ
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ゆっくりでも、気持ちを話して受け止めてもらえたときは嬉しかった!

刺激の多い学校が苦手だった

小学校の頃、朝お腹が痛くて行けなかったり、学校に行けても保健室で休養して、母に迎えにきてもらうことがたまにありました。

「学校で嫌なことがおこるかも」とあれこれ考えて、不安な気持ちが大きくなって体調も崩していたような気がします。

母は、「どうしてほかの子は元気に通っているのにうちの子はこう休みがちなの?」と思っていたかもしれません。

でも、今振り返ってそのことを責められたことは無かったような気がします。

みっけ
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どんなときも、味方でいてくれたことがありがたかったです。

当時の私にかけたい5つの言葉

では、子どもの頃「なんだか人とは違うかも」と思っていた自分に、大人になった今ならどんな声かけをするだろう?と考えたとき、次の5つのことを伝えたいなと思いました。

自分の意見を言うことを怖がりすぎないで

自分の意見のせいで場の空気が変になったり、変なやつだと思われたくなくて、思いついた考えを飲み込んでしまうことが多かったです。

そんなときは、「意見を言うことを怖がりすぎないで」と伝えてあげたいです。

うまく言えないことも多いと思うけれど、声に出してみないと何を考えているのかはわからないですよね。

そして、頑張って気持ちを話したときは、否定せずに聞いてくれて、共感してくれる人がいてくれるだけで、とても心強かったです。

人の考えは違って当たり前だから、もっと自分の意見を言っても大丈夫だよ!と伝えたいなと思います。

そのままのあなたで大丈夫

学校にいると、明るくてみんなと仲良くできて社交的な子が「良い子」なんだと思っていました。

引っ込み思案で、自分の意見を言葉にするのも苦手だった私は「こんな自分変えなくちゃ!」と理想と現実の違いに思い悩む日々。

完璧な自分じゃないと嫌われてしまう気がして、人に自分のダメなところを見せたくなくて、頑張りすぎていたかもしれません。

背伸びしなくても、そのままのあなた大丈夫!自分で自分のことを苦しめなくてもいいんです。

ちょっとだけ勇気をだすのも悪くない

大人になった今でも、「一日中家のなかで、猫みたいに、ごろごろのんびり過ごしたい」って思うことがあります。ひとりきりの安全な環境にいれば、傷つくことがないから。

でも、今まで勇気を出して一歩踏み出してみたからこそ、人の優しさにふれて涙がでるほど嬉しいことがたくさんありました!

人とのつながりの中で生まれる温かい気持ちは、ひとりきりで部屋に閉じこもっていたらきっと出会えていなかったものです。

「失敗したらどうしよう」と先のことを考えると怖いけれど、「案ずるより産むが易し」なことも多かったです。

みっけ
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一歩踏み出したからこそ、見える世界もある!

全部「自分のせいだ!」と思い込まくて大丈夫

なにか悪いことが起こると、すぐに自分のせいだ!と思ってドキドキしていました。

母親の機嫌が悪いときは「何か気にさわること言ったかな?」と悩んだり、大事な日に雨が降ると「私が雨女だからかな?」と落ち込んだり。いつも何かにビクビクしていたような気がします。

自分のまわりの人には、いつも笑顔で穏やかな気持ちで過ごしていてほしい。でも自分の力ではどうにもできないこともあるんです。

もし悩みごとがあったら紙に書いてみて、自分がどうにかできる問題と、自分にはどうにもできないことを分けてみる。

子どもの頃は難しいかもしれないけれど、「課題の分離」は役に立つ考え方の一つです。

その場所があなたの世界のすべてじゃないよ

大人になると、仕事以外にも趣味の場所、友人、いろんなコミュニティに自分の意志で所属できます。

職場でストレスを抱えていても、他にリフレッシュする場所があれば、その心持ちは軽くなるような気がします。(もちろん、ストレスはないに越したことはないのですが)

でも、子どものころ、学校は絶対に行かなくてはいけない場所であり、他に選択肢があるなんて想像もできませんでした。

その場所がつらければ、ほかの場所を心のよりどころとすればいいし、きっと楽しいことはたくさんある。

今いる場所が、あなたの世界の全てじゃない。まだ知らないだけの選択肢はたくさんあるんだよって伝えたいなと思います。

心に寄り添ってくれる、優しさあふれる絵本

先日、本屋さんで「きみのことがだいすき」という絵本をみつけました。

動物たちの愛くるしい絵とともに、やさしいことばが添えられた絵本。子どもの頃の私に、「こんな言葉をかけてほしかった!」というメッセージがたくさん込められていました。

かなしいきもちはね、ふたを しなくていいんだよ


いぬいさえこ 『きみのことがだいすき』より

99人に 合う 靴だって きみに 合わなきゃ 意味がないんだ。

みんなが 平気な顔をしていても

きみが、ちょっと いたいな なにか へんかも。

そう思ったときは、むりをしなくたって いいんだよ


いぬいさえこ 『きみのことがだいすき』より

大人の私の心にも沁みることばがたくさん・・・!つらいとき寄り添ってくれるような、温かく優しい気持ちになれる絵本です。

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きみのことが だいすき [ いぬいさえこ ]
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娘にはまだ早いけど、私が読みたくて購入しました・・・!

さいごに

子どもの時の自分が、目の前にいたらどんな言葉をかけるかな、と思って書いてみました。

当時の私にかけたい5つの言葉

  • 自分の意見を言うことを怖がらなくていい
  • 無理に自分を変えようとしなくても大丈夫
  • ちょっと勇気を出すのも悪くない
  • 「自分のせい」だと思い込まなくて大丈夫
  • その場所があなたの世界の全てじゃない

今思い返すと、子どもの頃、母にはたくさん心配をかけてしまったなと思うことがあります。

でも不器用ながらも、大人になるにつれて自分の気質とうまく向き合いながら、今では心穏やかに暮らすことができるようになりました。

HSP・HSCは生まれ持った気質であり、育て方のせいでは決してありません。

今0歳の娘が、どんな気質をもっていたとしても、「人生の選択肢はたくさんあるし、そのままのあなたで大丈夫!」ということを伝えて、家庭が心休まる居場所であれたらいいなと思います。

みっけ
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最後まで読んでくださってありがとうございました!

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